Nothing Ventured Nothing Gained!!

最近思うことを綴っています。

フィリピン誘拐・強盗事件【実話】

 

フィリピンの首都マニラで誘拐&強盗に遭いました。

何とか一命は取り留めました。
盗まれたクレカを悪用されて計30万円以上の被害額となりました。
あいにく月5万円ほどの生活レベルなため持ち金がなく返済不可な状況です。
心優しい方polcaにてご支援いただけると大変助かります。

polca.jp

 

当ブログでは、
・どんな被害に遭ったか
・もし被害に遭った時に、被害を最小限にするために今からできる準備とは

をメインに書いています。

 

海外旅行によく行かれる方はご一読いただけると、
何かのお役に立てるかもしれません。

 

<どんな被害に遭ったか>


そもそもホテルの場所も良くはなかった。

僕は初めての地に足を運ぶときは、Tinder でその地域に住む女の子と友達になって、オススメのスポットや滞在地をヒアリングして、できる限り空港までピックアップしてもらったりしています。これは空港からのタクシーぼったくり被害など、不安要素を排除する僕なりのリスクヘッジでした。

 

今回は初フィリピン初マニラだったので、
もちろん現地の友達(Cちゃん)に教えてもらったホテルを確保して臨みました。
大抵は1人の友達の意見に従って旅程を決めるのですが、今回は運良く2人いい感じの子とマッチングしたので、もう1人の子に僕が予約したホテルの査定をしてもらいました。

 

藤井:「このホテル、地元で有名?」

Jちゃん:「Red District やん!」

藤井:「Red District ってなに?」

Jちゃん:「風俗街!(言わせんな感出してきてた)」

 

完全にミスりました。
治安悪いの確定しました。

なので渡航前から少々の不安を抱えていました。


フィリピン到着時は、ホテルを教えてくれたCちゃんではなく、風俗街であると教えてくれたJちゃんに空港までピックアップしてもらい、ホテルまでトラブルなく到着できました。

到着が金曜夜だったので、土日休みのJちゃんに2日間アテンドしてもらってマニラを満喫しました。

 

事件は、Jちゃんが仕事で日中会えない月曜日に起こりました。

 

夕方小腹が空いたので、ホテルから徒歩数分のセブンイレブンに財布とスマホだけ持って徒歩で向かいました。

「何食べようかなー」と考えながら、もうすぐ到着っ

 

その時でした。

 

何者かに抱えられて、視界が真っ暗になりました。

視界が開けた時にはワゴン車の中で数人のひげもじゃの怖そうなフィリピン人に囲まれていました。

既に財布は盗られていて、現金はフィリピンペソ、日本円共に抜き去られました。

 

「クレジットカードは持ってるか?」と聞かれ、


僕は持ってると答えて無抵抗な方が命は助かるかもととっさに判断し、差し出しました。
すると彼らはクレジットカードをスマホで撮影しました。

「もう終わりかな…」と思いきや、
止まっていた車は走り出し、どこかへ向かっていきました。
到着したのはATM 。

ATMで男に「金を引き出せ」と指示され、
フィリピンに銀行口座がない僕は「フィリピンに口座は無いから引き出せない!」と抵抗しました。

しかし男は「クレジットカードで引き出せるだろ!」と無茶苦茶なことを言ってきて、ATMを操作すると、


なんとクレジットカードで引き出せてしまった。


フィリピンのBDOという銀行のATMではクレジットカードの現金化ができてしまうのです。(一昔前メルカリで問題になったやつ)
その操作で13,000ペソ(日本円で27,000円相当)を引き出されてしまいました。

 

引き出し終わった後、男達は満足したのか立ち去っていきました。

 

その瞬間、命は助かって一安心でしたが、
どこに連れられたのかわからず近くにいた乞食に
ホテルの場所を聞くと意外と近くで案内してくれて
チップを求められましたが、いまお金盗られたばっかりなんだと伝え、ドンマイ的な顔をされました。

 

ホテルで「こんな被害に遭ったんだ!」と伝えて、
「車のナンバーは覚えてるか?」と聞かれましたが、
とっさのことで覚えておらず、
「それじゃあ助けることができない」
と言われ法的措置は断念。

 

海外通話ができなかったので、
メールでクレジットカード会社に利用停止の連絡をしようとしましたが、wifiが弱すぎてなぜかサイトにアクセスできず、結局日本に着くまでカード会社に連絡できませんでした。日本に着いたのは被害に遭った2日後だったので、もうその時には手遅れでした。

 

何が手遅れだったか。


被害に遭ったその日のうちに、限度額ギリギリまで使われていたのです。
計30万円以上の被害でした。

 

どうにかなりませんか?とカード会社に懇願しましたが、
「今回はお客様の管理能力不足のためご対応しかねます」と言われ、
全額自己負担となりました。まあそうだよな。

 

 

<もし被害に遭った時に、被害を最小限にするために今からできる準備とは>

 

①海外渡航時はクレジットカードを2つ以上作り、移動時に持ち歩く財布とは別の場所に2枚目のクレジットカードと少しの現金を忍ばせておく。

 

総預金抱えて渡航資金をひねり出して、海外に来ていたので、この対策をしていなかったら、日本で一文無しで空港から家にも帰れない状態でした。

忍ばせておく場所はキャリーケースの奥底がオススメらしいです(ちなみに僕はそこに隠していません笑)

 

②外での移動は、なるべく徒歩禁止

近くのコンビニに行く時も、日本のそれのように、ふらっと行かずに、夕食の帰りとかに前もって軽食を購入しておきましょう。どうしても徒歩で外に出たい時には、みすぼらしい服装にしましょう。小綺麗な服装は強盗団たちのターゲットになりやすいです。


被害に遭ってから日本にいる時でさえ、黒いトヨタのワゴン車とすれ違うと、身の毛がよだちます。そして少しの人間不信にも陥っています。

 

被害額の返済に関して、
現在、僕はそれ以外にも借金(金融機関関連では無い)
を抱えていて、そちらの返済も厳しいタイミングに、
この被害に遭いました。

 

そこで、もし心優しい方がいらっしゃいましたらpolcaにてご支援いただけますと大変助かります。

polca.jp


目標金額は30万円です。

 

お返しには、
・Tinder で東南アジアの女性とマッチする秘訣の伝授(過去に東南アジアの女性だけで700マッチ以上しています)
・東南アジア(インドネシアベトナム、フィリピンを中心に)のワカモノの間で流行っているものの紹介

・単純に話し相手

などをご提供できればと考えています。

 

少し精神的に病んでる状態ではありますが、
新しいサービスを立ち上げる準備中ですので、
そちらも応援よろしくお願いいたします。

 

藤井